銀帯なんで外したんやろうね
こんにちは津崎です。
最近は卒論に忙殺されてラレどころではありません。そんな時のためのブログネタ、トップページに書いた改造車両埋めです。
阪急電車で毎日通学していた私は、やはり阪急電車が欲しくなり、8300系を制作することに。
8000系ではなく8300系なのはほぼ京都線しか使わないからです。
登場当初はこんな感じで銀の飾り帯を装備し、乗務員室後方の窓上にはHマークを装備していました。(画像は同系式の30周年を記念して復刻された姿)
今回はそんな登場当初の姿で制作します。
種車はもちろん阪急8000系。2+6連の8330f+8310fを制作するので、2編成+中間車を2両用意します。
一部既に加工された車両も使用しました。数年前にある方のブログで見ていた車両そのものです。面白いこともあるものですね。
加工はほぼ屋根だけなのでさくっと作っていきます。
パンタグラフを搭載するC#8330、C#8310、C#8810は屋上配置を1からやり直すので、クーラー・パンタグラフを全撤去して埋めます。
パンタグラフを搭載しない残り3両の中間車は、パンタグラフを外し、別の車体から切り出したクーラーを載せます。
表面処理中の一コマ。こんな感じでクーラーで隠れるところはパ手を盛らずに手を抜いています。(笑)
前面には0.3mmプラ板を切り出して銀の飾り帯を貼ります。この時点でもうかっこいい。イケメン。
連結面となるC#8450、C#8310及び梅田方先頭車のC#8330には連結器を通す穴も開けておきましょう。
パンタ車の屋上配置です。クーラーは二基搭載としました。パンタ台は1mmプラ棒と0.3mmプラ板で構築。パンタグラフはマリンライナーのものを複製して使用。
車体側面には一切手をつけていませんが、通勤形のフル編成化ってこんなもんだよなと思いながら塗装に移ります。とここで悲劇が……
割れました。よりによって爪…………
この車体ではよく起こることですがいざ改造車で起こるとなかなかショッキングですね……
いじけていても仕方がないので塗装します。
ハチマキのアイボリー→マルーン→クーラー→屋根のジャーマングレーの順で塗装。前面窓周りは予めマスキングしておいたので塗装していません。
色差しをして車番パーツやライト、幕のシールを貼れば…
完成です!加工自体はそれほどしんどいものではありませんが、フル編成となるとなかなか見応えがあります。エッチングパーツで立体的に表現された車番やHマークもいい感じに。
各車の車番です。幕はこの時点ではC#8330にしか貼っていませんが、8330fには急行|梅田を、8310fには急行|河原町を選択。
手元にイケメンな8300系がある喜び。しかし、さらに長くしたくなるのが世の常……そのうちフルマルーンの増結編成も欲しいですね。
2019年10月加工開始
2021年3月完成