とかちつくちて
こんにちは津崎です。
飽きもせずにキハ183作ります。
今回作るのは特急とかち。
1997年のダイヤ改正で復活した際に用意された編成と、翌年にその編成を置き換えた元「北斗」用の500番台で構成された編成の2本を制作します。
用意するのは毎度おなじみ
絹豆腐とナタデココです。今回からキハ184の複製も始めました。
制作手順:型にレジンキャストを流し込んで30分待つ。
以上。
複製したら脱脂しておきましょう。3Dプリント車体は積層痕の処理をしておきます。
複製品を加工するのはキハ183-1500のみ。新鮮外気導入装置と側面ドア横のルーバーを撤去して、N183用の屋上機器を載せます。
加工が終わったら塗装。
今回はフィニッシャーズのマルチプライマーと造形村のGKサーフェイサーを下地に使用しました。
11月に完成していたキハ183-406とにらめっこしながらのマスキング。ここが一番の苦行です。
マスキングを乗り切り帯を塗装して、最後に色差しとシール貼りを終えると……
完成です!
上は1997年に「とかち」が再設定された際に用意された際の基本編成。この編成で1年ほど運用されました。
下は1998年に「スーパー北斗」増発用に製造されたキハ283に押し出される形で「北斗」から「とかち」に転用された500番台車による編成。実際にはとかち色に塗り替えられた時期もバラバラで、更に塗り替えから数ヶ月で再改造されたのでこのような編成が見られたかは分かりません。十中八九なかったと思われます。何はともあれこれで90年代末期のとかち色は無双です。
以下各車紹介です。
キハ183-1550
動力車と後尾車で2両用意しました。動力車は板幕、後尾車はロール幕としています。
キロ182-0
俗に「キロ9」として有名な形態です。
狂夜さんに3Dプリントして頂いものです。
キハ184
こいつが真っ先に死んだんじゃないでしょうか。
複製品を塗装しました。
キハ183-500
後に406が最後のとかち色先頭車として人気になった500番台の先頭車。こちらも制作上の特筆点はなく、複製品を塗装しただけです。
キハ183-1500
HET色からとかち色に塗り替えてわずか1年弱でサロベツ用に再改造されたため、この姿で見られたのはほんの僅かな期間のみという、とかち色の中でも一二を争うどうしようもない車両。しかし90年代末期の「とかち」には必須な車両です。
キハ182-500
後に最後のとかち色となるキハ182-512もこのグループです。
こちらも狂夜さんに3Dプリントして頂いた車両を使用。通常のとかち色と、茶帯が他車に比べて濃いエラー塗装のキハ182-502も制作してみました。
同じとかち色なので一気に塗ってしまえとハイキロ以外の9両を一気に塗りましたが、しんどいですね。5両くらいがちょうどいいです。
とはいえこれだけでは98年のとかちはまともに運用できないので……?
使用塗料
車体白
・ガイアノーツ 071 ニュートラルグレーⅠ
黄緑帯
・フィニッシャーズ 021 イエローグリーン
・ガイアノーツ WM-02 ウォーカーブルー2
ラベンダー帯
・ガイアノーツ 017 パープルヴァイオレット
・クレオス C34 スカイブルー
・ガイアノーツ 001 アルティメットホワイト
窓周り茶色
・ガイアノーツ 001 アルティメットホワイト
・ガイアノーツ 002 ピュアブラック
屋根・床下