E7系 制作記
こんにちは津崎です。
砂川さんよりお誘いを受け参加した第15回北本でんしゃ広場。今回のテーマが上野駅ということで、上野に来る車両と我が家の在庫を照らし合わせた結果E7系が作れるので、今回はE7系を作ってみました。
E7系はそれなりの種類の中間車が販売されていたので、車体に大幅な加工を要するのは6、7、11号車の3両だけ。あとはケーブルヘッド等の屋根上の加工で済む車両が3両。なんと1、3、8、9、10、12号車の6両は製品ままでいいんです。
さらに今回の運転会ではフル編成ではなく、有効長が6両(許可が取れれば8両)ということで、8両にデフォルメして制作。こうすることで制作期間の短縮化を狙います。
短縮するにあたって再現する号車の選定を行います。両先頭車、パンタグラフを搭載する3、7号車、グリーン車の11号車は欲しいので、あとの中間車は編成のバランスを見て2、6、10号車を選出。
…………あれ?6、7、11……結局全部作らなあかん……
という訳で12両フルで制作開始。なんでやねん
まずは1番楽な6号車(E726-300)から。
両端にドアのある中間車を用意し、窓一枚分を車端部に移して乗務員室を再現。乗務員室の窓は上方向に拡大し、雨樋もつけておきましょう。
(画像は2枚分切ってしまったので要らない切繋ぎがあります)
次に7号車(E725-400)。
パンタ付き中間車のパンタグラフを反転させ、後尾車から車椅子対応ドアを移設。
窓を2枚繋げてから一部を埋め戻して多目的室を再現。反対側は埋めます。
埋めるにあたって、今回は切り出したドアの残骸を使うことでSDGsに貢献しています。
最後に最大の鬼門であるグリーン車の11号車(E715)。
ドアが中に寄っている中間車をベースに一旦側面をくり抜いて、車椅子対応ドアを後尾車から移植、窓は間隔を1mm広げて再接着。
表面処理が地獄です。二度とやりたくないですが今後も新幹線はもれなくこれをやらなければいけないようです。
全ての加工が終わったら表面処理を行います。特にグリーン車はその切繋ぎ故にガッタガタなので入念に。
最後にケーブルヘッドを加工します。
4、5号車間と6、7号車間は傾斜型のケーブルヘッドなので、プラ板を切り出して貼り合わせたものを削って表現します。
また今回は種車の都合で、一部の偶数号車にケーブルの設置も行いました。単品販売されていた中間車を使うとこの加工はしなくていいです。
そして塗装。
屋根を加工した2、4、5号車の屋根と車体加工をした6、7、11号車のみ塗装します。
車体白→青→金の順に塗装して、、、
完成です!
速い・長い・光る のお子様ウケ三拍子が揃った新幹線です。電装は我らがタカラトミー様が頑張ってくれました(パワーライトとテコロジー)
主に加工した3両のアップです。
パンタグラフはきたもと設営日の晩に名誉会長さん宅で塗装。宿泊&塗装場を貸していただきありがとうございました。
初の新幹線作品でしたが、加工する両数が少ないこともありあっさりとまとめることができました。東の新幹線はかっこいい車両が多いので他の車両も作ってみたいですね。