103系 NS401編成 製作記
こんにちは津崎です。
レポートを書くのは死ぬほど時間がかかるのにこの記事は爆速で書けるというのは何かのバグでしょうか。
大阪で103系がテーマの運転会が開催されるということで、奈良電大好き人間の私としては何も作らないわけにはいかないと思い、他編成にて制作予定だった車両たちをかき集めて製作。
編成としては、片側にはクモハ、その反対に体質改善40Nが施行されたクハを含む4両編成で当時の関西型らしい凸凹編成となっています。
ここから各車紹介です。
まずは加茂、京都寄先頭車及びユニットを組むクモハ103-27、モハ102-112です。
この車両は元々別編成として制作予定で加工を進めていた車両ですが、仕様は同じなので組換えることで様々な編成に仕立てることが出来る万能車両です。
ほくと・青ガマ両氏の工法を参考に画像のように先頭車と中間車パンタ側の屋根、妻面それぞれL字型に切り出し、交換することで再現しています。
こうすることで先頭車と中間車の車端部の差や屋上配管を活かしたままクモハ103を再現することが出来ます。
作業効率の関係で削ぎ落としたベンチレーターを復旧し、窓サッシの非ユニット化、客ドアの金属押え表現のための抜き窓化を行います。これは実車が国鉄時代に特別保全工事を施行されているためです。
顔は羽衣くんから頂いたものを使用しています。
めちゃくちゃかっこいい顔をありがとう。
スカート、ヘッドライトを取り付け塗装直前の状態。
ヘッドライトは初期車特有の大型1灯→シールドビーム2灯の形態なので、EF60から複製したものを貼り付けています。
同車は元々制作予定ではなかったものの、運転会まで残り4日を切った段階で手持ちの103系から作れる編成がNS401編成のみだったため急遽制作が決定し、3日間での落成という私としては異例のペースで制作しました。
種車は後尾車で、いつも通りのメニューで中間車化しています。
が、その製作ペースが原因か加工中の写真がなく、いきなり塗装直前の写真です。
今回はほくとさんから頂いた複製アイテムの中に妻面も同封されていたので、ありがたく使用しました。これが無ければ3日での落成は不可能でした。
最後にJR難波寄り、大阪環状線外回り先頭車のクハ103-182。
これは以前私がNS613編成を制作した際に、クハ103-239として落成したものをそのまま流用しています。
(同編成は現在中間車のリメイクのために入場中です)
加工自体は3年前に行われたものですが、今回の流用にあたって前面屋根上に列車無線アンテナを取り付け、屋上機器類の再塗装を行いました。
塗装はその経緯から、クハ以外の3両のみ施行。
まずは前面部にアクリジョンサフを吹き付けます。こうすることでレジン特有の塗装剥がれを防止することが出来ます。
その後GMのウグイスを吹いた上からタミヤのライトグリーンを薄く塗り重ね、現在のウグイス(体質改善車と同じ?)と絶妙に異なる色味を再現しています。
その後屋根、窓を塗装しスカートや靴ずりに色差しをして完成です。
実車とはクーラーの形態に差があるのですが、プラレールなのでWAU75でもない限りあまり気にしません。
元々の制作予定には無い編成でしたが、中学生の頃からずっと作りたかった一番お気に入りの編成を制作することができて非常に嬉しく思います。
やっぱりウグイス低運40Nしか勝たん。