ビストロ津崎

ビストロを開きたいとは思いますがお料理ブログではありません。

新特急おおぞらを作る

こんにちは津崎です。

 

キハ183を作るにあたり、前回のキサロハおおぞらとは別に、もう一つ作りたかった編成があります。

それが1990年代のおおぞら/とかちの編成。両端の先頭車こそ貫通型ですが、中間車は軒並み0番台という編成で、非常に魅力的。

作らない訳にはいかないということで制作開始。本来こっちを先に作るべきなんですよね

 

まずは札幌方先頭車のキハ183-1550

オホーツクの先頭車2両と東海急行の顔をベースに制作。お顔の詳しい作り方は前回の記事を参照してください。

画像のように切繋いだ後、車端部の新鮮外気導入装置を残して真っ平らにした後、部品取りの中間車からクーラーを移設します。

 

先頭車からドアを移植。そこそこ気を遣う作業です。

今回は客扉横のルーバーも再現してみました。

側面は窓を1mm拡大して窓枠を貼ったら完成です。

 

最後にお顔のトッピング。

前回画像付きの説明が出来なかったのでここで。

0.3mmのプラ板を手で曲げてなじませ、画像のように接着。裏から瞬接を流してがっちりと固定したら、はみ出た上の部分を削ります。

削ったあとの画像がこちら。

 

スカートは0.5mm延長し、ライトや幌に枠をつけましょう。(画像はキハ183-500ですがお顔のトッピングは全く同じです。)

 

次はキロ182-0です。

種車は製品中間車。

側面のドアを切り取り、画像のように埋め込みます。ジャンクの旭山からドア部分を切り出して側面を再建しましょう。

窓は狂夜さんに3Dプリンタで出力していただいたパーツを使用しました。

 

屋根は後尾車のクーラー一式と交換。札幌方の新鮮外気導入装置を削り、水タンクを載せます。

 

お次にキハ184です。

後尾車2両を切繋いで制作。この後屋根は一旦全バラシしています。

 

ドアが不要なので旭山の車端部と交換。

屋根は後尾車や中間車のものを画像のように載せます。側面のルーバーは客室寄りの方を大きくするとそれっぽくなります。

 

最後にキハ183-500

この車両は旭山動物園号の先頭車と東海急行の顔を切繋いだものにオホーツクの側面から作った窓とドアを埋め込んで制作。

 

その他は大体キハ183-1550と同じ作り方です。

 

キハ183-500には他の先頭車とは違い、トイレがついています。そのため、中間車の床下からトイレタンクのモールドを移植します。

 

 

屋根にはブレスケア(要出典)を載せて500番台化します。

アモアスマリカ杯のアーカイブをBGMに台車の上あたりの出っ張りも作っておきましょう。

 

車体の加工が終わったら複製します。

今後更にキハ183を作る時に少しでも楽をするためです。

調子に乗りすぎました。

全部使います。後々記事にします。

 

気泡を埋めて表面を整えたらいよいよ塗装です。

今回は95年頃をモデルにした新特急色で塗装しました。諸先輩方の作例を参考に塗装すると、、、

 

完成です!

堂々8両での完成となりました。

中間車も塗り替えだけでは物足りないので2両をキハ182-900にしてみました。ルーバーの小型化と非常扉を再現。

さっぽろ運転会では参加者の皆様のキハ183との共演を果たしました。またおいおい記事にしますね。

 

使用塗料

・車体白

ガイアカラー 031 アルティメットホワイト

・オレンジ

クレオス C-59 オレンジ(橙)

・赤

クレオス GX-3 ハーマンレッド

・窓周り

ガイアカラー 002 ピュアブラック

・屋根

クレオス C601 呉海軍工廠標準色